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お知らせ 2025

ピアニスト大蔦あやのホームページにようこそ。

ドイツでの音楽留学を終了し、日本にて音楽活動を始めるにあたり、ホームページを開設することにしました。演奏会やレッスンのことなどを自分なりのペースで発信していければと思います。

マイペースな更新になると思いますが、お付き合い頂ければ幸いです。

どうぞよろしくお願い致します。

 

1月15日

少し時が過ぎてしまいましたが、皆様におかれましては清々しい新年をお迎えになさったことと思います。

私は、さく年の年末に戸隠へ旅に出かけました。とても美味しいご飯をいただけるお宿があると知り、是非とも伺いたいと思ったからです。昔から一人で知らない土地に行くことが、大好きです。

長野駅から戸隠に向かうバスからの風景は、少しずつ景色が雪で白く透けていくようでとても幻想的でした。

せっかく戸隠に来たのだからと、宝光社というお社に伺ったのですが、興味本位で踏み入れたことを後悔するほどに雪で埋もれた階段がありました。しかし、一度足を踏み入れたのだからと、誰もいない境内を珍しく大いに不安になりながら、前だけを向いて進みました。静かな音とは、こういう音なのかなと思うほどに静寂な境内の雰囲気に圧倒されてしまいました。

 

その後、雪まみれの体で、お宿にたどり着いた私をお宿の方はとても温かく迎えてくださり、温かなお風呂と美味しい戸隠のお蕎麦を用意してくださいました。人の温かさ、お料理の温かさ、ストーブの温かさにとてもほっとしました。

そして、コンビニで買って持ってきたプリンが、なんだかとても美味しかったです。

​そんな形で始まった新年ですが、今年も目の前にある一つ一つの演奏会を大切に、皆様にお目にかかれることを心待ちにしております。まだまだ寒い日が続きますので、どうぞ温かくしてお過ごしください。

3月9日

日が長くなり、雪に雨が混ざるようになり、少しずつ春に近づいていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

冬が一番好きな季節なので、明るい日差しになり、ほんのり暖かくなると冬の終わりを感じ寂しく思います。

ですが、これからは部屋の窓から少しずつ雪解けの山々が美しく見える季節なので楽しみです。

 

さて、4月に短篇演奏会を行う運びとなりました。今回はドビュッシーの版画を中心にプログラムを組みました。

緻密で繊細に組み立てられた音に耳を澄ませながら、作品を演奏できたらと思います。

こちらのフォームからも予約を承っておりますので、お気軽にお問い合わせをください。

時々美味しいお菓子のことを書いているのですが、最近は買うに足りず、パウンドケーキのようなものを作るようになりました。のようなものと書いているのは、もうすでに4回焼いたのにかかわらず、全くふっくらと膨らまず、クッキーのようになってしまったからです。絶対失敗しないと書いてあるレシピなのに、才能のなさに愕然としますが、黙々とバターを泡立てているときはピアノを弾いているときのように無心になれてとても楽しいです。

​冬は終わりますが、また巡り来るので、今は桜を楽しみにお花見とお団子を食べれたらと思います。

皆様におかれましても、素敵な春をお迎えください。

4月19日

20日に予定しておりました春の短篇演奏会は昨晩の地震を受け、大事を取り延期をさせていただくことになりました。

前日の延期となり、申し訳ありません。振替の演奏会は5月18日となりました。ご都合よろしければ、お越しいただけると幸いです

5月24日

美しい五月の季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。松本は5月なのに30度を超えている日もあり、私は夏が得意ではないので、夏になるのはもう少し先でいいなと思います。

 

過日、延期をさせていただいた短篇演奏会が終演いたしました。これからしばらくの間、短篇演奏会では演目をフランスに軸を移そうと思い企画した演奏会です。フランス語を学ぶように、フランスの作品を時間をかけて学びたいと思っています。

 

フランスの作品とともに、モーツァルトの変奏曲も演目として組みました。モーツァルトの音楽の美しさ、そして震えるような難しさは、シンプルで自然な音楽にあると思います。

考えて、考えて、生み出した音楽というよりは、泉があふれるように零れだした音楽がすでに完成されている。

自然に、美しい音を奏でられる奏者になりたいと思っているので、これからもモーツァルトの作品は演奏会で弾いていきたいと思います。曇り空の中、お越しくださった皆様、誠にありがとうございました。

最近、松本ではドーナツ屋さんが増えてきました。その中でも、日々どーなつは米粉で作ってザクザクした食感に揚げたものでした。きなこをまぶしたものが、ほんのりと甘さがありとても美味しかったです。

​季節外れの暑さが続きますが、皆様におかれましては引き続き美しい五月をお過ごしください。

6月14日

梅雨に入った信州ですが、日によっては夏のように暑かったりと、雨降り熊の子のような6月ではないですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

​過日、学生を対象にした発表会を無事行うことが出来ました。毎年思うことなのですが、舞台に一人で出て行って、お客様の前で演奏すること、緊張を抱えながらも弾き通すこと、凄いことだなと思います。私は生徒さんと同じくらい緊張しながらも、舞台から戻ってくる生徒さんを袖で迎える瞬間が、かけがえのない時だと思います。

 

ピアノのレッスンはいつか終わりが来ますが、生徒さんの人生の中でピアノを通して関われたこと、そして少しずつレッスンを重ねて弾けるようになったピアノが、その先も生徒さんの中に残ってくれたら嬉しいなと思います。

さて、7月末に小学校の恩師からお声がけをいただき、夏休み中の小学生を対象に演奏会と、ドイツでの留学生活についてお話をすることになりました。知っている曲だからこそ、深く知れるような演奏会になればと思います。小学生の元気を沢山もらいながら、暑い夏も乗り越えたいと思います。皆様におかれましては、どうぞ良い夏をお迎えください。

7月30日

燃えるように熱い夏の時候ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。私は先日からスイカを食べるようになり、少しだけ暑さをしのげるような気持がしています。

 

過日、新村にて小学生を対象にアウトリーチをしてきました。今まで、附属中学校、明善中学校と、中学生を対象に演奏会や講話をしたことはあるのですが、小学生は初めてです。新村は松本市街より少し離れたところにあり、とても緑豊かな長閑な地区でした。会場に入ると元気な声が響いていて、ああ、夏休みの小学生は無敵だったなと暑さを感じさせない元気な姿にびっくりしました。小学生は、演奏を聴いて感じたことがそのまま弾いているときに素直に伝わってきます。

モーツァルトの変奏曲を弾いた際、冒頭の通称きらきら星の主題を弾いたら、一緒に歌い始めてくれました。このようなことは薄氷を踏むような私の演奏会では初めてで、可愛い声になんとも心がほぐれて、ほのぼのとした気持ちで演奏をしました。

変奏した数を質問したり、ドビュッシーの雨の庭では降り始めた雨が曲の始まりと終わりではどう変化するかなど、正解がない作品の解釈だからこそ、素直な言葉が心に響きました。一生懸命に演奏に耳を澄ましてくれる姿が、とても嬉しく思いました。

さて、10月26日に14回目の短篇演奏会として初めて、松本市内の会場を飛び出し、あづみ野コンサートホールにて特別篇として演奏会を行う運びとなりました。短篇演奏会は、クラシックの作品を聴いて深く知るをテーマに曲目解説にも重点を置きながら、積み重ねた短篇がいつか長篇になるようにという思いで行っています。長年、室内楽や、歌曲の魅力が伝わる演奏会をしたいと思っていました。今回は、特別篇としてゲストにメゾソプラノの上島緑さんをお迎えします。上島さんが留学されていたイタリアで生まれたオペラ、私が留学したドイツのドイツ歌曲、この二つのジャンルを演奏会の軸としてプログラムを組みました。

上島さんとは1999年サイトウキネンで上演されたファウストの劫罰というオペラで、一緒に子供の合唱団として出演し、知り合いました。私が日本に帰国してからは、非公開の演奏会も含めまして何度も共演をさせていただいています。

一声、一言を常に考え、磨き上げて歌われる姿に、いつも感銘を受けます。上島さんとの演奏、ピアノソロのプログラムを含めて1時間45分ほどを予定しております。秋の安曇野へ是非、足を運んでくださいましたら幸いです。

チケットはこちらのお問い合わせフォームでも承っております。お気軽にお問い合わせをください。

​これから夏本番なのに、こんなに暑くて溶けてしまうのではとも思いますが、空の青さや、宵の美しさを知る季節もまた夏ならではです。私は今年も冷や汁を沢山作りながら、夏を乗り越えたいと思います。皆様もどうか、お体にお気をつけてよい夏をお迎えください。

11月1日

気がつけば、こちらのお知らせを随分と更新せずに冬の入り口の季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

私は何とか夏を楽しく過ごそうとしたところ、今年の夏は、色々な所のソフトクリームを食べ比べをすることにすっかりはまっていました。見かけは一緒ですが、ミルクの風味がお店によって全然違います。私はあまり甘くない、ミルクの風味が自然なソフトクリームが好きです。個人的には、安曇野スイス村のソフトクリームが夏に食べた中で一番美味しかったです。

寒い時期になりましたが、皆様のおすすめのソフトクリーム屋さんがありましたら教えていただければ嬉しいです。

10月は2つ本番が続き、目が回りそうな日々でした。童謡、唱歌の会でのゲスト演奏は、上島さんとイタリアと日本の歌の魅力が伝わるプログラムを演奏させていただいました。日本の歌は、歌詞の言葉が美しく目の前に懐かしい情景が広がるような気持がします。参加者の方々の歌唱から言葉を大切に使いながら、豊かに美しく歌うことの素晴らしさを感じました。

過日、短篇演奏会特別篇が無事終演しました。この日だけ、朝から大雨でどうしようか、、と思いましたが、多くの方にご来場いただき、とても嬉しく思いました。あづみ野コンサートホールは、ホールの中に入ると森の中にいるような、圧倒的な木のぬくもりに包まれる静謐なホールです。小さいころから知っている上島さんと、音楽を続けてきたからこそ一緒に演奏できる機会に恵まれ、とても幸せでした。クラシック音楽を繋げていくこと、知ってもらうこと、これは難しいことで、一朝一夕には出来ませんが、地道に続けることが難しくも大切だと思っています。

 

体力と、集中力と、ぎりぎりの際まできた演奏会でしたが、終始上島さんの声に支えられました。

終演した今は、次の特別篇はどの楽器と演奏をしようかと考えていますので、舞台は厳しい場所ですが、戻ってきたい場所だなと思います。特別篇は今後も2年に一度出来たらと思っております。

これから冬が始まり、クリスマス、年末と一年で一番好きな季節です。12月は大人の生徒さんを対象にした恒例の弾き合会も予定しておりますので、今からとても楽しみです。

​皆様におかれましては、寒い時期ですがどうぞ温かくしてお過ごしください。

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